仔犬のワルツ1話目

見ました。ネタバレ注意。





野島伸司最高。典型的ないじめが素敵ですよ。盲目の役のなっちは整体師として働いているんだけど、同じ整体師でイジメ役の小橋めぐみ(?)の数々のいじめがやっぱいい。なんていうか古典だよね。悪口、食事の中にとうがらしを入れる、犬小屋から釘を出しておく、犬小屋を燃やす、おもちゃのピアノを壊す。あげくに大事にしていたお金を盗む。まさに王道。大爆笑ですよ。


正直、第1話目は話の展開が速すぎてきつかった。竜雷太は天才的ピアニストで音楽大学の学長。天才的な才能を持った息子「けんじ」は18年前バイクの事故で死亡した。その息子の代わりに西島秀俊を養子に迎えたがけんじの代わりになるほどの才能は無かった。優秀なピアニストを育てたい竜雷太は「才能を持ったピアニストを探しだしたものを後継者とする」と宣言。西島秀俊と他の兄弟、風間トオル岡本健一杉浦幸塚地武雅はピアニストを探しはじめる。って感じだったんだけど、ピアニスト見つかる見つかる。笑っちゃうくらいに単純に。


風間トオルは世界的なコンクールを受賞したわがままな女性ピアニストをスカウト。ま、ここは常識的だな。まぁ、ここもピアニストわがまますぎだろ。とかコンクールに出るようなピアニストは竜雷太も知ってるだろ。とか色々あんだけどね。


で、次に岡本健一岡本健一は「人生にとって大事なものは?」という質問に「スリルだよ」と答えるキャラ。というかイカレテます。借金がかさんでその交渉にやくざを埠頭に呼び出した岡本っち。銃をつきつけられて悦ぶ岡本っち。バイクの音が聞こえたのをいいことに、やくざの注意を引いてやくざをぶちのめす岡本っち。バイクは暴走族で暴走族の中から加藤夏希を探し出す岡本っち。何故か加藤夏希を乗せて、やぐざに追われながらバイクで暴走する岡本っち。何故かブレーキが壊れる岡本っち。そのまま海に飛び込む岡本っち。海からあがり「はぁはぁ」いいながら「指大切にしろよ。テープ聞いたよ。」と目的を告げる岡本っち。


い、意味わかんねー。ただ言えることはやくざおいてけぼり。


岡本っちで文を書きすぎたので次はさらっと。


ホストクラブで愁嘆場を見せる杉浦さん。泣いて歩いてるところにライブハウス
から漏れてくるロックの演奏。早速、才能をかぎわける杉浦さん(早っ)。キーボー
ドを弾いていた市原隼人は他のメンバーの演奏が気に食わずギターをぶち壊して
ライブハウスを出る。そんな市原を呼び止める杉浦さん。いきなり現れたおばは
んを不審がる市原(そりゃそうだ)。でもロレックスで杉浦のスカウトを承諾する
市原。あかんよ市原君。おばさんに骨までしゃぶられちゃうよ。


次塚原さんね。音楽大学の講師小柳ルミ子を脅して才能のある人間をリサーチす
る塚原さん。なんかあるたびにタバコを吸う塚原さん。カッコ悪すぎです。結果、
盗みぐせのあるんだけどピアノの才能のある人間を探し出す。


ふぅ。書くの疲れた。っていうか一話目なのに色々ありすぎ。


最後のほうで「けんじさんは殺されたのよ。」と三浦理恵子が西島に伝えるとこ
ろとか、けんじのピアノ練習室からピアノの音が漏れてくるところとか素敵だっ
た。これぞ野島演出。


追記:
そうか。風間トオルが連れてきたわがままなピアニストは大村彩子か。気づかなかった。劣化したなぁ。で、なっちに嫌われてるという(ゲンダイネットソースw)塚地が連れてきた子が近野成美だって。昔のほうが可愛かったような。


ところでドラマのレビュー書くのって難しいね。どういう風に書いていいかわからないし、ついつい長くなりがち。ネットでレビュー書いてる人をちょっと尊敬したよ。


追記の追記:
違った。なっちをいじめてた子が大村彩子みたい。恥ずかしい。これを糧にするために間違いは訂正しないで残す。