仔犬のワルツ第5話

いよいよ仔犬のワルツ面白くなってまいりました。色々思わせぶりな伏線が素敵。あと「あの子は天使なのよ」にはモーヲタはニヤリとしたことでしょう。なっちは天使ですから。


レビュー書こうと思ったんだけど仕事で疲れたんで箇条書きですます。

  • 西島秀俊(芯也)が冒頭で警察に捕まってしまう。川崎麻世を殺した凶器が西島タンのなんかの賞を貰った記念の指揮棒だったから。あのキズは指揮棒でできたようなもんじゃない気がするけど。
  • 谷啓の警察手帳の替わりにチョコレートを出すのはお約束になってます。
  • 芯也が捕まってるのを案じてなっちが警察署に。ワルツが勝手に取調室へ。警察のセキュリティ悪い。
  • 心配してくれたなっちに対して芯也はテストを受けて欲しいと言う。「俺のこと信じてるなら大丈夫だろ。お前がここにきても意味ないんだよ。早くピアノ弾いてこいや(意訳)」的な発言を。芯也って勝手な男だな。
  • さてテスト前夜。松下奈緒(鴻池聖香)が歩いてるとピアノの音が聞こえてくる。そこにはピアノを弾く風間トオルが。今日はこのペアの話しでした。
  • 例のごとく母親の元に連れてく。もうお約束です。
  • 風間トオルはけんじとの思い出を。マザコンじゃないらしい。
  • 風間トオル(長男)もピアノをやっていた。しかしけんじの才能に嫉妬していた。そこでピアノの演奏会のときに鍵盤の黒鍵3箇所に画鋲を挟んでおいた。けんじはその黒鍵を避けてアレンジするわけでもなく素晴らしい演奏をした。観客は演奏の後騒然とした。なぜならけんじの指からは血がしたたっていたからだった。演奏が終わり舞台袖にはけてくるけんじは風間トオルに笑いかけた。風間トオルはそれを見てなんて思ったか。「美しいと。青ざめた白い顔と滴る赤い血」、それ以来けんじの僕となった。。。素敵すぎですよ。言葉の選び方が良かった。僕ですよし・も・べ。
  • お母様も美しいですよ。お母様の僕です。えっと山寺宏一がいよいよキモくなってきました。冒頭に書いたのは山ちゃんの科白。山寺宏一赤座美代子も犯人候補だなぁ。けんじの復讐のために赤座さんの意思を実行するのが山ちゃん。みたいな。
  • 今日のテストは女子刑務所でピアノをタイマンでピアノを弾きどちらが多くの人に投票してもらえるか、すなわち音楽を聞いたことの無い人をどれだけひきつけられるかっていうテスト。
  • あ、今日の審査員は多岐川裕美でした。
  • 最初は加藤夏希。と無名な灰谷とかいう役名の奴との勝負。灰谷って誰(w。勝った理由はヤンキーだかららしい。
  • 次に市原隼人君。勝利した理由はイケメンだから(w
  • つづいて近chan。近野成美が勝利した理由は昔万引き少女だった時代の仲間が刑務所にいたから(w
  • そーいや小柳ルミ子が途中で「真犯人を見た」と学長+兄弟+三浦理恵子の前で宣言。えぇぇぇぇ。何故にこんな場所で。どうやら脅迫したかたらしい。
  • 場面が変わって取調室の谷啓と西島たん。谷啓は西島タンを信じてるらしい。で、何故か昔話(w。谷啓には娘がいて昔娘を信じなくて娘は行方不明になったらしい。そのとき娘が言ってた言葉は「あれは事故じゃない。私の恋人は殺されたの」。。。それにインサートされる三浦理恵子の映像。宇卯ぅぅひょーーーーーーーーーーーーーー。すげぇ。。。面白くなってまいりました。伏線のはりかたが分かりやすすぎだけど面白い。いいねー。いいよー。
  • で、色々あっていよいよ葉音と聖香様との対決。聖香様ストリップキター。どうしても美貴様と聖香様は"様"づけで呼んでしまう。オシオキキボンヌですよ。
  • 途中、酒井和歌子から風間トオルに電話があって、なんか聖香様は心臓に疾患があって、セックルもできなければ声を荒げることもできないとか。聖香様の手術に酒井さんも立ちあったとか。えっと。酒井さんは精神科じゃ。。。。
  • で、この辺りから無駄に西島たんの熱い語りが。確か葉音が西島タンにアリバイがあるって証言したからだったような。。。。羽音は才能はある。だけど才能の影響は1%しかない。あとは99%の努力だ。普通は英才教育を受ける。彼女は毎日努力したのです。とかなんとか、、、彼女にはピアノしかなかったのです。今は僕を信じるしかないのです。とか何とか語ってましたよ。うーん。やっぱり芯也ってムカつくキャラだなぁ。
  • 結局、聖香様に負ける葉音ちゃん。でも多岐川裕美の一言で引き分けに。んー。多岐川さんについて全然説明がなかったのがちょっとなぁ。。。。
  • 最後、なにやら唐突に谷啓・ヤスの刑事コンビが多岐川さんの元にいき葉音を選んだ理由を聞くシーンが。で、多岐川さんが心を持たない本当に悪魔のような死刑囚で、悪魔だからこそ本当に良いものを聞きわけられるだなんて説明が。むふ。唐突。


で一番最後多岐川裕美さんの独白てきな科白が。これが良かった。


以下、多岐川さんの科白全文ぷらすα。"#"つきは俺の感想。


袴田:あなたのカードなぜあの子に。あの子は何もパフォーマンスしなかった。
多岐川:したわたよ。あの子は。とっておきのパフォーマンスを。あの子はあたしのためにだけに弾いてくれた。
袴田:あんたのため?
多岐川:あの監獄にいた100人にいた中で一番の悪人、生まれながらの悪魔をあの子は探し当てた。
袴田:それがあんた?
多岐川:そう。そして哀れんでくれた。あの曲の中に慰めの言葉を載せて。
袴田:なぜ彼女はそんなことが?
多岐川:あの子は天使だからよ。
#キターーーーー
袴田:天使?
多岐川:天使にはわかるのよ。悪魔の存在が。

(ここに小柳ルミ子の姿がインサート。ちなみ小柳さんはどうやら真犯人を見たので強請を行うつもりみたい)
ルミ子:誰?

多岐川:悪魔には感情が無いの。悦びも悲しみも怒りも全てがまやかし。例えば嘘の涙も簡単に流せるの。

ルミ子:警察には言わない感謝して欲しい。


多岐川:ありがとうなんて思わないの。ひとひねりで殺す。どんな殺し方でもできる。

ルミ子:学長?!

(そこに現れる我らが峰竜太。じゃなくて竜雷太)
学長。いくら欲しい。いや、いくらでもいい。。。。。君が何もかも忘れてくれる。そういうのなら。

多岐川:感情のない涙はガラスよりも透明で美しい。濁りのないどこまでも美しく透明で。
    私が切り札をもたされたのは、知能犯でIQが高いから。
    というより、感情がないから。心の扉は消して開かない。
    ただし、天使にはその場所を見つけられてしまう。腹立たしいことにね。
    あの子と二人でいたら天敵ですものね。真っ先に殺すわ。

袴田:冗談はよせよ

谷啓:いや冗談じゃないよ。彼女は今まで残虐にそうしてきたから。今から死刑が執行される。


(芯也の住むマンションを舞台に葉音タンインサート)


多岐川:あの子にまたあったら伝えてあげて。
    可愛らしい真っ白な小鳥ちゃん。苦しみもがきながら水の中で死んでいく小鳥ちゃん。
    誰も助けてくれないの。
    かわいそうなかわいそうな。。。。真っ白な小鳥ちゃん。

(芯也の笑顔インサート。こわっ)


谷啓:あの子が殺される?
袴田:でもさっきあんたは天使には悪魔がわかるって。
多岐川:気づかないこともあるは。もしも、そうね。
    愛していたら。。。。

(そこに芯也カットイン)


多岐川:見た目にはわからない。むしろ誠実で笑いかけるから。

谷啓:(袴田に向かって)今の言葉を忘れるな。そいつが犯人だ。


(芯也のキモイ笑顔)


(ワルツがひっくり返したトランプのカードがジョーカー。。。。)


うひょおおぉぉーーーーーーーーーー。面白すぎ。


残念ながら毎週誰か死ぬっていう予想は外れましたよ。まぁ、多岐川さんが死刑囚だったので死んだっちゃー死んだんだけど。


追記:
仔犬のワルツについて書いてたら"なっち"が削除予定キーワードになってた。あんまりキーワード論争には加わりたくないのでひとつだけ言葉を書いておく。
最大多数の最大幸福。
以上。幸せには色んな形があるけどもね。