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がなり:AVの面白いところで、極端にいうとスカトロでヌク人間もいるんです。
(略)
映像を作るうえで一番簡単なのは、「泣かせる:」ことです。これは老若男女、国籍が変わっても泣かせられる。
(略)
これがエロになった瞬間、同じ年代の同じ友達ですごく仲もいいのに、全然趣味が違うってことになっちゃう。正解はないっていう時点で、基本的にはあらゆる人向けに、専門に作る。
(略)
ただ、絶対に混ぜ合わせないこと。ザーメンフェチと尻フェチと熟女フェチ、みんな別々に作る。スタッフには、「一体コレ、だれ用なんだ?」「お客さんは1人に絞れ」っていってるんです。「1人の人間に絞ると同じ趣味の人間が1万人いるんだよ」と。じゃあ1万人のニーズがあるんだったら、1本のAVに5個のジャンルを入れたら5万本売れるんじゃないかと考えがちなんですが、結果は1000本も売れない


AV論としてはすっごい納得だねぇ。さすががなりは解かってる。


で、なんでこれを引用してるかっていうと、
こういう専門性っていうのはアイドルにもあてはまるのかなと。
今は昔みたいに国民的アイドルって生まれる必然ってなくって、
個々人が個々人のアイドルを持つようになって来てると思う。


だから、国民的アイドルっていう肩書きを持つ(?)、娘。って存在は、
存在からしていびつなのかもしれない。
もはやそんな時代じゃないのに、
LOVEマシーン」以来国民的アイドルという枷を娘。は持ってるのかもしれない。
そういう意味でROMANSとかは「お客さんは1人に絞れ」っていうのに合致してるのかもしれない。
ただ斉藤瞳とか矢口がいるせいで焦点がぼやけてる気がするんだけどね。
まぁ、あんまり意味を持たせて作ったユニットじゃなくて、
ただの番組の企画だからしゃーないか・・・・


一方、ZYXは完璧な焦点を持ってるよね。
ロリコン向け。
それもちょっと背伸びしてる小学生が好きな人向け。
うーん。マニアックだなぁ。